贅沢は古い?お金を使わない暮らし

昔はお金を派手に使う事が格好良いとされていたが
どうやら最近は、お金をあまり使わない生き方が格好良いとされている気がする。

昔、バブルの頃には、ブランド物や車、マイホームなどを購入するなど
贅沢を良しとする風潮だったように思う。

今では、都会から田舎に引っ越して、農作物を作りながらロハスな生活をしたり
DIYという言葉が流行るように、お金をかけずに自分の手で身の回りの物を作り
家の内装を手がけたり
または、中古物件を買って、リノベーションをする
週末の高尾山なんて人がゴミのようだ

そう、贅沢なんて古い
生活費があまりかからない生活
そんな生活に憧れる人が多いのではないか

皆、疲れたのだと思う
毎日残業残業、ブラック企業という言葉が流行るなんて
無理して仕事で忙しい毎日を送るより
年収は下がっても、のんびり暮らしたい
そういう風に思っている人が多いんじゃないか

けれど、実生活は不安だらけだ
終身雇用が無くなった
どこの会社もブラックなんじゃないのか
経済的に子供を産むのを躊躇
先の事を考えれば、年金がもらえるのか
考えればキリがないほどに不安は多い

だからきっと、ロハスな生活と言って
実際に田舎暮らしを決断する人は少ないのだろう
不安故に、馬車馬のように働かされつき動かされていく
そんな生活の中、憧れてみるロハスな暮らし
そんなところだろうか