見返りを求めてしまう親切はするべきではない
自分がここまでしてあげるのだから
あなたはこれくらい返してよね。
という見返りを求める親切ならばいらない。
見返りを求めた時点で、それは親切や愛情ではなく
契約となり、血の通った関係ではなくなる。
「あなたの役に立ちたい」
「あなたの喜ぶ顔が見たい」
このような気持ちから来る行動はお互いに幸せになる。
「この人に良くしておけば、自分にもメリットがある」
ビジネスでは接待に当たるこの行為は
家族や友人関係に持ち込んでしまうと
関係が壊れる原因となってしまう。
家族や友人は情で繋がっているのだ。
情を契約にしてしまうと、情が無くなってしまう。
親切の受け取り側が相手の行動を
愛情から来るものだと思っているのに
相手からしてみれば、見返りを求めた上での行動だった場合
受け取り側は傷つくし、見返りを求めた側は
ここまでしてやっているのに何で全然返って来ないんだ!と思う。
お互いに不幸だ。
そして、押し売りの親切は相手にとっても迷惑だ。
見返りが返って来ないとやりたいと思えない親切はするべきではない。
それはあなたのキャパシティを超えている。
親切は自分のキャパシティを超えないものに限る。